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おひとりさまの年金はいくら?国民年金と厚生年金の目安

おひとりさまが受け取る年金の目安を解説。国民年金(老齢基礎年金)と厚生年金の違い、満額・平均受給額の目安、ねんきん定期便での確認方法、年金だけで暮らせるかまで2026年時点の情報で整理します。

「自分は将来、年金をいくらもらえるんだろう」。おひとりさまにとって、これは老後の家計を考えるうえで最初の関門です。支え合う相手がいない分、毎月の年金が暮らしの土台になるからです。

年金には国民年金と厚生年金があり、受け取れる額は働き方や加入期間で大きく変わります。だから「平均はいくら」と一括りにするより、自分の見込み額を確かめるほうが確実です。この記事では、国民年金と厚生年金の違い、満額や平均の目安、ねんきん定期便での確認方法、年金だけで暮らせるかを整理します。

🦉ナビちゃんより
こんにちは、案内役のフクロウ、ナビです。年金の話は「むずかしそう」と敬遠されがちですが、自分がいくらもらえるかは数字で確かめられるんです。平均にまどわされず、自分の数字を見にいきましょうね。ホッホッ。

おひとりさまの年金はいくら?

おひとりさまが受け取る年金は、国民年金だけの人と、厚生年金も受け取れる人で大きく差が出ます。会社員や公務員として働いた期間があるほど、受給額は増える傾向があります。

自営業やフリーランスを長く続けた人は、国民年金(老齢基礎年金)が中心になります。会社員として厚生年金に加入していた人は、国民年金に上乗せして厚生年金を受け取れます。同じおひとりさまでも、働き方によって毎月の年金は数万円から十数万円まで開きが出ます。だからこそ、平均額より自分の見込みを確かめることが大切です。

国民年金と厚生年金は何が違う?

国民年金と厚生年金の違いは、「全員が入る1階部分」と「会社員などが上乗せで入る2階部分」という関係にあります。

国民年金は、20歳から60歳までの人が原則として加入する基礎的な年金で、受け取るときは「老齢基礎年金」と呼ばれます。厚生年金は会社員や公務員が加入する年金で、国民年金に上乗せされる2階部分にあたります。厚生年金に入っていた人は、老後に両方を受け取れます。自営業やフリーランスは原則として国民年金だけのため、その分だけ将来の受給額は控えめになりやすい、という違いがあります。

国民年金(老齢基礎年金)の満額はいくら?

老齢基礎年金は、保険料を40年間(480か月)すべて納めると「満額」になります。2026年度(令和8年度)の満額は月額70,608円、年額にして847,300円で、おおよそ月約7.06万円、年約84.7万円です。

ただしこの金額は毎年度見直されます。前年の2025年度(令和7年度)の満額は月額69,308円(年額831,700円)で、2026年度はそこから引き上げられました。納めていない期間や免除を受けた期間があると、その分だけ受給額は満額より少なくなります。逆に、未納分を後から納める「追納」や、受け取りを遅らせる「繰下げ」で増やせる場合もあります。正確な最新の満額や、自分が実際にいくら受け取れるかは、日本年金機構の公表値やねんきんネットで確認してください。

厚生年金の平均受給額はいくら?

厚生年金の受給額は、加入期間の長さと、現役時代の報酬(給与)で決まるため、人によって大きく違います。給与が高く加入期間が長いほど、受け取る額は増えます。

目安として、厚生年金を受け取っている人の平均月額は、国民年金分を含めておよそ14万〜15万円程度とされることが多いです。ただしこれは平均で、個人差はとても大きい点に注意してください。同じ会社員でも、働いた年数や収入によって数万円単位で変わります。下の表は、年金の種類ごとのおおまかな受給イメージです(2026年時点の目安。実際の額は人により異なります)。

年金の種類 月額の目安 主な対象
老齢基礎年金(満額) 約7.06万円 国民年金を40年納めた人
老齢基礎年金(満額未満) 7.06万円未満 未納・免除期間がある人
厚生年金(基礎含む平均) 約14万〜15万円程度 会社員・公務員だった人

表の金額は幅のある目安です。自分の正確な見込み額は、ねんきん定期便やねんきんネットの数字で確認しましょう。

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自分の年金額はどこで確認する?

自分が将来いくら受け取れるかは、「ねんきん定期便」と「ねんきんネット」で確認できます。平均ではなく、ここに載る自分の数字を起点にしましょう。

ねんきん定期便は、毎年誕生月に日本年金機構から届くお知らせです。これまでの加入記録や保険料の納付状況、年金見込額が記載されています。50歳以上の人には、今の働き方を続けた場合の見込額が載るため、より具体的に老後の家計を考えられます。ねんきんネットは、インターネットでいつでも自分の記録や見込額を確認できるサービスです。記録に不安がある場合は、年金事務所に相談すると確認してもらえます。

年金だけで暮らせる?

年金だけで暮らせるかは、自分の年金額と毎月の生活費を並べてみないと判断できません。年金で足りる人もいれば、足りない人もいます。

国民年金が中心の人は、月の年金が生活費に届かないこともあります。その不足分は、預貯金や働いて補う、支出を見直すなどで埋めていく必要があります。厚生年金を受け取れる人でも、住まいや医療・介護の状況によっては足りなくなる場合があります。大切なのは「平均で足りるか」ではなく、自分のねんきん定期便の数字と実際の生活費で考えることです。年金を含めた老後資金全体の考え方は、おひとりさまの老後資金の目安で計算方法を解説しています。介護にかかるお金はおひとりさまの介護費用もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. おひとりさまは年金だけで生活できますか?
年金だけで足りるかは、年金額と生活費しだいで人により異なります。国民年金が中心の人は不足が出やすく、預貯金や支出の見直しで補う必要があります。まずは自分のねんきん定期便の見込額と、毎月の生活費を並べて確かめてください。

Q. 国民年金の満額はいくらですか?
2026年度(令和8年度)の満額は月額70,608円、年額847,300円で、おおよそ月約7.06万円、年約84.7万円です。満額の水準は毎年度見直され、未納や免除の期間があると少なくなります。正確な額は日本年金機構やねんきんネットで確認してください。

Q. 厚生年金の平均受給額はどのくらいですか?
厚生年金を受け取る人の平均月額は、国民年金分を含めておよそ14万〜15万円程度とされることが多いです。ただし加入期間や報酬で個人差がとても大きい金額です。自分の見込額はねんきん定期便で確認しましょう。

Q. 自分の年金見込額はどこで分かりますか?
毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」と、インターネットの「ねんきんネット」で確認できます。50歳以上の定期便には、今の働き方を続けた場合の見込額が載ります。記録に不安があれば年金事務所に相談できます。

Q. 年金を増やす方法はありますか?
受け取りを遅らせる「繰下げ受給」や、未納分を後から納める「追納」で増やせる場合があります。加入期間を延ばすことも受給額に影響します。自分に合う方法は、年金事務所や日本年金機構の情報で確認してください。

🦉ナビちゃんからひとこと
年金は「平均でいくら」より「自分はいくら」が大事です。ねんきん定期便を一度じっくり見てみると、ぼんやりした不安が、対策できる課題に変わりますよ。一歩ずつで大丈夫。ホッホッ。

まとめ|年金は平均より自分の見込額で考える

おひとりさまの年金は、国民年金だけの人か、厚生年金も受け取れる人かで大きく変わります。老齢基礎年金の満額は2026年度で月額約7.06万円(月70,608円)が目安、厚生年金は平均でおよそ月14万〜15万円程度とされますが、いずれも個人差が大きい数字です。だからこそ、平均額ではなく、ねんきん定期便やねんきんネットに載る自分の見込額を起点に考えることが確実です。

年金額が分かったら、次は生活費と並べて足りるかを見ます。年金を含めた老後資金全体の組み立てはおひとりさまの老後資金の目安で、介護にかかるお金はおひとりさまの介護費用で解説しています。費用全体の見取り図は親ページのおひとりさまの終活費用もご覧ください。自分の数字が見えれば、備えの方向もはっきりします。